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★「もっと生きたい」★~「どこに感動???」の段

著者: Yoshi
タイトル: もっと、生きたい…

ケータイ小説っていうのは、平成の『新聞小説』ってとこ?

確かに定期的に携帯におもしろい小説が、メールで
送られてきたらちょっとした合間に読めて便利だし、

ひまつぶしには、ぴったりだよね。


ただし、内容が良ければだけど・・。


携帯小説の生みの親といわれるYOSHIなる作家。

処女作「Deep Love」は書籍250万部、コミックも100万部突破。
映画化、ドラマ化され「Deep Love現象」なる現象を引き起こす。

本屋でよくコーナーが作られていたんで、ちょっと興味があった

んだよね。
・・で、たまたま図書館で見つけたのが、「Deep Love」では
なくて、この「もっと生きたい」。

  あのDeep Loveを超える3000万アクセス。

・・ってなことが書いてあったんで、早速読んで見ました。

時間にして2時間弱位で読めちゃったかな。

そして・・・

高校で、漱石やら中島敦らを語っているのがバカくさく
なりました。


こういう本を読んだことを称して”読書した”なんて言っている
連中に、漱石の人生観を小説の文中から読み取るのなんて、

絶対に無理だから。

何でも・・。

この作家の作品は、本を読まない人たちから絶大な支持を

獲得されている。

のだそうだ。


でもさ。これ読んで、読書って言える?


私に言わせれば、これって、小説じゃないと思うのだけど・・。


ベタな表現・・ベタな出来事の羅列・・
ベタな描写・・



小説っていうのは、なにげない風景描写やら、登場人物の
さりげない表情・セリフ・動作から、その人物の心情を読み取る

のがおもしろさであり、価値である思ってる。


でもこの話しは、ただ、奇抜なストーリーを気持ちの悪い挿絵に

載せて追っているだけ。


そして、”かなしい”は、悲しい。”うれしい”はうれしい。


まるで、デジタル時計の世界のように、その語は、そのものズバリの

その意味しか持たない。


考えてみれば、最近の人たちって、言葉の裏側に隠された相手の

気持ちを考えたり思いやったりするのがとっても苦手みたい。

場の雰囲気読めない人間も増えてきているしね。



これって、本離れに影響してないかなあ・・。


う~ん。日本語の乱れ・・とかには、かなり寛容な私だと思って

いますが、どうも最近のはやりの小説には、文句つけたいですね。


まあ、携帯で読む小説という性質上、こういったストーリーだけで

引っ張る小説でないと、誰も読んでくれないかもしれないけどね。

ただ、単行本になるとなあ・・。


偉そうな事をつらつら書いてしまったけど、



”眼光紙背に徹す”(がんこう しはいに てっす)


本当に難しいことではあるけれど、私自身もこういう読書力を

身につけたいものです。

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プロフィール

えそらん

Author:えそらん
神出鬼没の回遊魚。
高校で国語を教えています。
はっきり言って、日本一古典の似合わない先生だと思います。

* ただいまハマリ中~*
 ミスチル
 ゆず
 小田和正
 福山雅治
 クリスチャン・ベイル
 ジョニー・デップ

・・・で、最近は松潤

と気が多いです。

* シフクTIME * 
  ライブ行くこと
  映画・海外ドラマ(米)鑑賞

* 老後の夢 *
・ロズウェルの円盤墜落現場訪問
・CIAに再就職(雇って~♪)
・アタック25の出演

『日々是好日』をモットーにフットワークのいい毎日をめざしています。

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