スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ルノワール 国立新美術館

shinkoku3.jpg
 

乃木坂にある国立新美術館で開催されているルノワール展に行ってきました。

この美術館を訪れるのは、昨年の「ハプスブルグ展」に次いで2度目ですが、
平成19年1月に開館されたというまだまだ新しい美術館です。

まずは、吹き抜けのホールに圧倒されるのですが、気のせいか、展示室も
上野等の美術館に比べて天井も高く、室内も広く、ゆったりと絵画を鑑賞
できるようになっていると思います。
真新しい近代的な空間で、海外の著名な絵画の現物をゆっくり鑑賞するのは、
私にとって、何よりも贅沢な時間です。

さて、今回は、「ルノワール展」~伝統と革新

「幸福の画家」といわれたルノワール
その絵画を目にする機会は多いですが、生の作品をこれだけ
一度に見たのは初めてでした。

キャンパスに描かれるその幸せそうなかわいらしい女性達は、
春を迎える今の季節にぴったりの暖かさとやさしさを持って
いて、その名のとおり、幸せな気分になります。

何かの評論で、写真技術の発明によって、肖像画が廃れ、
印象派が台頭したという文章を読んだ事がありますが、
それまでの写実的な肖像画に比べ、色彩の美しさ、そして、幾重にも
塗り重ねられた絵の具によって、同じ人物画でありながら、明るく、
柔らかな雰囲気が味わえます。

今回の目玉である「アンリオ夫人」も精密ではありませんが、
女性の優しさ豊かさが絵画全体にあふれていて、その人物の
持つ豊かで満ち足りた生活が伝わってくるような気がします。

花瓶に盛られた花の絵もステキでした。
3Dなんか使わなくても1本の絵筆でこれだけの奥行きや
深み、そしてあんなに美しい色彩が表現できるというのは、
ほんと、見事だと思います。

しかし、こんな、幸せそうな絵を描く画家は、さぞや恵まれた生涯を
送っていたのだろうと思っていましたが、実際は、持病のリューマチに
悩まされ、最期は、リューマチで変形した手に絵筆をしばり、絵を
描き続けたとか。

”絵は、見る者に幸せな気持ちを与えなくてはいけない”

確か、こんな事が展示のどこかに書いてあったように思います。

自分の悩みや苦しみをキャンパスにぶつける画家の絵には
確かに心を打たれますが、苦しみを隠し、あくまで作品には
幸せな世界だけを描き、見る者に幸福な気分を味合わせたルノワールは
すごい画家であると言えるのではないでしょうか

さて、東京開催も4月5日まで。次は、大阪へ
HPによれば、東京展では展示されなかった「可愛いイレーヌ」が
展示されるようですね。

ずるいぞ。。

公式HP http://renoir2010.com/index.html
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

えそらん

Author:えそらん
神出鬼没の回遊魚。
高校で国語を教えています。
はっきり言って、日本一古典の似合わない先生だと思います。

* ただいまハマリ中~*
 ミスチル
 ゆず
 小田和正
 福山雅治
 クリスチャン・ベイル
 ジョニー・デップ

・・・で、最近は松潤

と気が多いです。

* シフクTIME * 
  ライブ行くこと
  映画・海外ドラマ(米)鑑賞

* 老後の夢 *
・ロズウェルの円盤墜落現場訪問
・CIAに再就職(雇って~♪)
・アタック25の出演

『日々是好日』をモットーにフットワークのいい毎日をめざしています。

最新記事
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。