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『劔岳 点の記』~「役者は辛いよ・・」の段


思い入れ★ホームシアター★日記-ten

ちょっと前に観た映画の感想
 
観客動員数100万人突破と大ヒットしているようである。
映画館も熟年カップルがほとんど。熟年登山ブームが
原因となっている?

映画の方は、まさに、新田次郎原作小説の王道と言ったところ
であろうか。
 
雄大な自然の前では、人間は無力でちっぽけな存在。
そして、そんな自然を前にするとどんな人間も驚くほど謙虚に
なるのである。



【内容】

明治40年。日本地図最後の空白地帯である立山連峰劔岳。
陸軍測量部の柴崎は、地図完全完成の為、陸軍より登頂の命を受ける。
下見の後、前人未踏のその登山は不可能だと報告をする柴崎であるが、
まだ、創立まもない日本山岳会が、初登頂する事を宣言した事を受けて、
陸軍は、軍の威信をかけて、初登庁の命令を出す。
 柴崎は、翌年、春を待って、山の案内人宇治長治郎らと7人で測量に
向かうがそれは、想像できない過酷なものであった。


 ある程度の年齢なら誰もが観たことある、『八甲田山死の彷徨』
彷彿させる映画であった。
  
 自然の美しさ。四季の移り変わりがほんと美しい。


 でも、それ以上に、この映画ではただただ役者さんの演技に脱帽。


 公開前にTVでメーキング映像など見たが、空撮、CG一切なし。
 しかも原作に合わせての順撮りということで、撮影のスケジュールは
天候次第ということで、とにかく過酷だったようである。

 役者も撮影場所まで9時間近く、荷物をかついで登ったり、天候が悪
いと何日も山小屋に皆でこもっていたり。
 何時間もかけて山頂にたどりついた時には、悪天候だった為に
一度下山して、また登り直したとか・・


  それだけに、登頂までの過酷さ。山頂にたどりついた時のシーンなど
真に迫っていて、本当に感動的なものとなっている。あの山頂にたどり
ついた時の表情など演技では決してできないものであろう。


 ストーリーは、まあ、この時代にありがちな典型的な設定であり
展開である。


 『踊る大捜査線』ではないが、現場と会議室(この場合は指令室)との
驚く程の温度差。純粋に仕事に命をかける主人公たちのストイックさ。
そして、それを支える女性たち


 ただ、ネットの感想で書かれてるような”単調さ”というのはあまり
感じなかった。

 山岳会との競争や、陸軍の不条理な要求。そして、ラストのありえない
どんでん返しなど、それなりにストーリーも目が離せなかった。
 どうってことないのだけど、宮崎あおいの存在も相変わらず可愛いしね。


 もう一つ、当時の登山装備とかも非常に興味深いものがあった。
 縄のザイル。蓑笠(みのかさ)かっぱの案内人。鍋での炊き出しなど。
 金持ち集団山岳会の思いっきり西洋かぶれの格好も興味深かった。
缶入りビスケットもおしゃれ~。


でも、ほんとにあんなロングコートにテンガロンハットなんかかぶって
登山したのであろうか・・。
 コートはさておき、あの帽子。山頂では絶対に飛んでしまうと思うのだけど。


 この映画で、”おくりびと”ならぬ”はかりひと”が注目されている
 地味で過酷な仕事である測量士。あまりなり手がいないようであるが、
この映画で問い合わせが増えたとか・・
 映画の効果ってすごい!
 次は、なにびと??

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プロフィール

えそらん

Author:えそらん
神出鬼没の回遊魚。
高校で国語を教えています。
はっきり言って、日本一古典の似合わない先生だと思います。

* ただいまハマリ中~*
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 クリスチャン・ベイル
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・・・で、最近は松潤

と気が多いです。

* シフクTIME * 
  ライブ行くこと
  映画・海外ドラマ(米)鑑賞

* 老後の夢 *
・ロズウェルの円盤墜落現場訪問
・CIAに再就職(雇って~♪)
・アタック25の出演

『日々是好日』をモットーにフットワークのいい毎日をめざしています。

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