尾張攻略 その2「『山本屋総本家味噌煮込みうどん』・・コシの強さは、レイザーラモン並・・」の段
名古屋名物、数ある中で、味噌煮込うどんは、
やっぱりはずせないでしょう。
でも、毎回食べよう食べようと思いながら、名古屋には、
夏行くことが多かったので、どうも食指が動かなくて・・。
今回初めて真冬に行ったので、やっと食べる事が
できました。
名古屋の味噌煮込みで有名な所といえば、やっぱり
山本屋総本家?
・・ということで、名古屋駅JRセントラルタワーズ店に
行ってみました。
お店に行ったのは、1時過ぎだったんだけど、そこそこ
行列が出来ていて、30分位待ったかなあ。
席に案内されて、お店お勧めという、親子煮込みうどんを
注文。これは、名古屋コーチンと卵が入っている豪華版です。
しばらくして、運ばれて来た土鍋からは、ぐつぐつのうどんと
赤味噌のい~い香り。
「いっただきま~っす☆」
・・ということで、あつあつのうどんを1本食べて、びっくり!
「げっ、これ、生煮え~~~っ??」
そう、そのうどんは、強靱な『コシ』を持ったうどんだったので
ありました。
私のイメージとしては、煮込みうどんといえば、離乳食か、
老人食。はたまた、病人食。
くったくたになったうどんとばかり思っていたんだけど、
このうどんには、カルチャーショック。
ほんと、『コシ』なんてものじゃないんです。
うどんなのに、モグモグと一生懸命食べないといけないの。
なんだか、生のうどんをブツブツとかじってるような感じも・・。
でも、固いと言っても、全く芯がないから、生煮えってわけでは
ないのよね。
ガイドブックによれば、コシを出すために、うどんは、ほとんど
火を通さないとか。
もちろん、ゆででから煮るのではなくて、いきなり生うどんを
煮てるようで・・。
隣の座席では、東京から来たと思われる、おばさん二人組が
「何、これ~。煮てないんじゃないの~。
私は、こういうのダメだわ・・。」
・・とデッカイ声で話していて、店員さんにイヤな顔されてた。
すみません。東京モンは、礼儀を知らなくて・・・。(^^;)
ん?礼儀をしらないのは、東京モンではなくて、おばさん?
私はと言えば、初めこそ、その固さにちょっと参ってしまった
けれど、段々とその固さがくせになってきてしまって、最後の方は、
快感にすらなってきて。
味もいいし、ちょっとはまる固さなんだよね。
それに、なんと言っても、味噌の味がいいの。
だしが効いてるせいもあるのだろうけど、甘くなく、塩辛くなく、
風味があって、絶品。
何でも、岡崎産の八丁味噌(赤)と、名古屋産の白味噌を
混ぜたということだけど、どうしても赤だしというと、辛いか、
しつこいかの印象なんだけど、白味噌を混ぜてるせいで、
非常にまろやか。
思わず、最後の一滴まで飲み干してしまいました。
ただ、量はちょっと少なめかな~。
固いし、熱いし、食べるが大変だったので、食べた直後は、
満腹感あったのだけど、すぐおなかが空いてしまった。
そして、あの食感が忘れられなくて、
↑↑↑↑↑↑↑↑↑
生めんと味噌とだしパックがついて、630円也。
作り方どおりに作ったら、やっぱり、めんは固かった。
今度、くったくたに煮て食べてみようかな。
でも、そうしたらおいしくないよね。きっと。